定期健診の大切さ

無症状の隠れた病気の早期発見が大切

自覚症状が出た時は、相当悪化しています

中高年の方は、一見お元気そうでも、病気が隠れていることがあります。糖尿病・高血圧・高脂血症・肝炎・腎臓病などは自覚症状がまったくないことが多く、定期的に検診を受けていなければいつの間にか重症になっています。冠動脈（心臓を栄養する血管）の狭窄などの心臓の病気も無症状の期間も長く、胸痛などの症状が出るのは相当悪化してからです。この段階では心筋梗塞の一歩手前です。

病気は簡単には治りません、だから予防が大切

病気が悪くなってから元の通りに治すのは大変なことですし、難しいことです。それに比べると、病気の予防は労力も少なく、患者さんにとっても負担が少ないのです。そのため病気になる前に予防しようという予防医学が日本だけでなく、世界の先進国の医療の流れになっています。

さまざまな検診で早期発見が鍵

早期発見して対処する方法として健診は便利です。ぜひ自治体の特定健診を有効に利用してご自身の健康管理を行うことをお勧めします。当院でも積極的に対応しております。大腸がん検診・肺がん検診なども当院で対応しております。

健診を受ける際は、時間に余裕をもって受診してください

健診では、心電図、採血、レントゲンなどがあり、通常受診より時間がかかります。健診を受ける際は午前は11時まで、午後は17時までにご来院下さい。

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